子供の活躍シーン撮影でがっかりしないために 〜ビデオ撮影でこれだけはおさえたいポイント
- 2017.01.07
- カメラ
野球やサッカー、バスケの試合で精いっぱい頑張った子供達。一生懸命応援したお父さんお母さん。 帰って来て早速その活躍を見ようとワクワクしながらビデオを再生。
でも… あれ、何か暗いぞ。 映ってるのは多分うちの子供だと思うし、背番号見れば誰なのかはわかるんだけど、表情はよく見えないし、正面から見ると誰だかよくわからない。 せっかくの活躍シーンをビデオでおさえたと楽しみにしてたのにちょっと残念‼️
なんて事は無いでしょうか。
もちろん、その場で画面やファインダーを覗きながら細かに調整しながら撮影すればそんなことは無いのですが、親も一緒に応援して楽しみたい‼️ となれば、やはり三脚に乗せっぱなしで全体が映るように・・とすることが多いのでは?
自分がよくやる失敗を振り返り、次は失敗しないためにビデオ回しっぱなしの場合の注意点をまとめてみました。
明るさ
明るさの設定がオートでは、屋外であれば空、屋内であれば照明が画面の中に入り込んで来ると、それに画面全体が引っ張られて被写体(子供)は暗くなってしまいます。 上で述べた「なんか暗い〜」と言う原因が正にこれですね。もちろん、メーカもいろんな技術を駆使して最適な状態で撮影出来るように開発していると思いますが、やはり機械任せでは限度があります。 しかし、これは明るさをプラス方向に補正することで解決します。 ビデオカメラの機種によりそれぞれだと思いますが、逆光補正機能はほとんどの機種に付いていると思いますので活用しましょう。(特に逆光でなくても使っちゃいましょう) また、空や照明が画面に入る場合は必ず事前にチェックしましょう。
明るさ調整機能が付いている機種はそれでもいいでしょう。 その場合は、その機能が絞りをロックするのか(AEロック)、それともオートの状態から±の補正をするのか(AEシフト)を確認しておく必要があります。 いきなり曇ったり晴れたりした時にAEロックされていると明るすぎ、暗すぎになり意味が無くなってしまいますからね。
音
以外と気が付かなかったり、当日に忘れてたりするのが音ですよね。 ビデオカメラは小さな音はなるべく聞き取れるように、大きな音は割れないように、ビデオカメラのほうで調整してくれる機種が多いので音量はほぼオートで使ってます。 ただし、最近の機種はサラウンドマイクが付いていたりするので、事前にどうするのか決めて忘れずに設定しておきましょう。 実はサラウンドマイクは思ってるより後ろ側(撮影者側)の音を拾います。それが臨場感に繋がるのですが、スポーツ撮影などで置き場所によっては、観客の方の自由な解説がもれなく録音されていたりします😅 嫌な方は通常のステレオマイクに切り替えておきましょう。
ただし、コンサートやブラスバンド等音楽関係の撮影では、音量をマニュアル調整して録画しています。
風切り音
三脚に乗せっぱなしと言うことで、風切り音はなんとかしたいところです。 スポーツ撮影においては、風切り音低減機能が付いている機種はそれを使用。出来れば外付けマイクにウィンドジャマー(よくテレビ等でみるもじゃもじゃの尻尾みたいなやつ)が良いですが、内蔵マイクにウィンドジャマーをうまく巻いても効果大です。音楽撮影に関しては、風切り音低減機能ではなくウィンドジャマーによる風切り音の防止を是非ともしたいものです。
三脚
三脚は上に載せる本体の重量次第で三脚の方の重量も大体決まります。 が、乗せっぱなしと言うことを考えると、少し余裕を持っても良いかと思います。 突風等で倒れるなんて事は嫌だし、風でユラユラ画面が揺れるのは見づらいので。 三脚によっては重りをぶら下げるフックが付いているものもあり、軽い三脚ではペットボトルを吊るしておく等、うまく利用すると良いです。
また細めの紐を一本、一緒に持ち歩くと何かと便利です。近くのものに結んで転倒を避けたり、足場の悪いところで、強引にフェンスに結びつけるという技にも使えます。 特に転倒防止は大事です。子供を撮影している周りには、もっと小さな子供がいることをお忘れなく〜。
なお、三脚については別の記事でまとめていますので、よろしければどうぞ。
バッテリー
もちろん、大きめの物を用意しましょう。 三脚に乗せっぱなしなので多少重くても問題ありません。手持ち撮影では小さめのものを複数用意したいところですが、三脚で回しっぱなしなので逆に一つで大きめのものを用意したいです。
メモリーカード
容量的にギリギリはよくありません。いざという時に対応出来なくなります。 出来たら倍位の容量のものを。 と言いつつ、お財布との関係でなかなか余裕は持てないんですよね〜。
ビニール袋
なるべくなら透明なヤツがいいですが、なんでもいいです。突然の雨、突風による砂埃、色々と防ぐことが出来ます。
今日はパラパラくるかも・・と思ったら、あらかじめビデオカメラに被せておきます。
以上、屋外において、最低限これくらいは考えておけば大丈夫でしょうか。 忘れないうちに書いてみました。
また、運動会のシーズンなどに手持ち撮影編を書いてみたいですね。
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