NTT フレッツADSLが終了
- 2017.11.30
- PC
NTTのフレッツADSLが2023年に終了するとの記事を読みました。
まだしばらく先ではあるけれど、一つの時代が終わりなのかなという気がします。
NTTの電話回線を使うことで、導入しやすく、また伝送速度も十分に高速で常時接続が当たり前になったのもこのADSLのお陰だろうと思います。
フレッツADSLが導入され始めた当時は、地域ごとに徐々に開通し始め、それまでISDN回線(フレッツISDN)を使用していた私も今か今かとNTTのHPチェックを繰り返す日々。
ようやく、フレッツADSLに変更して、ずいぶんと早くなったものだと、意味も無くスピードテストサイトでの計測を繰り返したものです。
その後、引っ越しもあり現在はフレッツ光ですが、その時はADSLに変えた時ほどの感動も無く現在に至っています。
一時、速度的にはADSLで十分だし、安いADSLにしようかと思ったこともありましたが、それは思いとどまりました。
今はもう、通信速度はこれくらいで十分ではないか、と思っています。
1200bpsのアナログ回線用のモデムから始まった、自分のパソコン通信(敢えてこう呼びますが)。モデムは28800bps位まで使ったのだろうか。年々表示速度と共に通信速度も少しずつ速くなっていった。
長らくモデムのお世話になったが、その後ISDNを導入しヤマハのRTA52iというルータでルータの設定を覚えた。
このRTA52iは、ヤマハらしいと言えばヤマハらしい、ピラミッド型で光沢のあるピアノのようなブラックの外観。一見してルータとは思えない外観は、未だに印象に残っている。
また、ファームウェアを設計している方達がユーザーの意見を積極的に取り入れてくれて、バージョンアップも頻繁にあった。売らずに持っていれば良かったなと思う一品でした。
そして、ADSL、光と時代は移り変わっていきますが、こうやってやってること自体はほとんど変わっていないような気がします。
当時利用していたNifty-ServeやPC−VANなどのパソコン通信サービス、その中にある掲示板や会議室といった会員制の投稿型掲示板(BBS)。売ります・買います、なんて掲示板もありました。
これらは、今も形を若干変えてはいますが、機能的にはほとんど変わらずにいろんなところに存在しますし、人が集まるという意味では一緒でしょう。
人と人とがコミュニケーションを取るというのは、いつの時代も、形が多少変わっても必ず必要なもの。その中で色々なものが生まれは消えていき、単純・明確なものが生き残っていくのでしょうか。
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