デリカD:5 アクティブギア ボディ補強 カワイワークス リヤピラーバー

デリカD:5 アクティブギア ボディ補強 カワイワークス リヤピラーバー

デリカD:5はワンボックススタイルの車としては、ボディ剛性は高いほうだと思います。

これは以前、購入前に試乗した時に走り出して直ぐにわかりました。

ただし、それはあくまで試乗段階でのお話。

いざ、納車されて自分でいつも運転しているとやはり、おやっ?というところにぶち当たります。

ネジレ

このデリカの場合は、路面状況に寄って妙な、おやっ?今の何だ?と思うような挙動があり、よく注意していると、左右どちらかが段差に乗り上げた際に生じる妙なネジレでは無いかという事に気がつきました。平らな路面ではあまり気が付きませんが、若干ワダチが出来ているような路面でワダチを跨いで車線変更をするような時によくわかります。 そしてこれは、ボディがネジレてるんだろうと思うんです。

ボディ補強

デリカD:5は補強パーツも豊富に揃っていて、フロントのタワーバー始め、必要な物を選べる状態で嬉しい限りですが、今回はリアのピラーバーと言うものを装着してみました。

理由は、フロントよりもリアがネジレているような感覚があったのと、ボディがネジレているとすれば、ワンボックススタイルの一番の弱点である大きな開口部のあるリア周りを補強するのが一番効果的だと考ました。また、最後の決め手はやはりありがたい先人の方々のレポートが大変参考になりました。

リアピラーバー

さて、このリアピラーバー、受注生産だそうで、注文してから約1週間程で手元に届きました。

カワイワークス リヤピラーバーの外箱の画像

準備

ワクワクしながら開封すると、こんな感じ。 真ん中のものは、ピラー用パッド。

バー両端の金具を外してから、バーにパッドを通していきます。

が・・・ これが全く入っていきません。。 サイズがピッタリなのでパッドの端を持って押すか引っ張るしかないのですが、そこは金属にゴム。 2時間かかって1/4程度進んだだろうか。 手と腕は痛いし、もう無理😣

カワイワークス リヤピラーバーの開梱後の画像

何か潤滑剤になるものがあればよいのだが、油系は車内に装着した時にいつまでも匂いが残りそうなので、ちょっと使いたくない。 という事で、色々と家の中を物色して見つけたのがコレ。

ニベアの画像

お嫁ちゃんのニベア。 塗るとツルツルになるし、匂いもどうにか許容できるかなと。。本当は無臭が良いのですけどね、翌日には取り付けたいので本日中にパッドを通してしまわないといけません。 現在、AM1:30・・・・

そして、ニベアを恐る恐る塗ると、今までの苦労が嘘のようにするすると。。😏

ただし、途中で止まってしまうと今度は抜くのも一苦労なので、棒でもなんでもいいので、パッドの内部に満遍なくニベアを塗り、若干回しながら入れていくのがポイントです。

すると、5分とかからずに👇のような状態に。

いやー、良かった。 これで取り敢えず寝れます。

リヤピラーバーにカバー装着完了の画像

取り付け

翌日、いよいよ車への取り付けにかかります。

まずは、↓3列目シートベルトのアンカーを取り外します。

カバーを抉って外して、中の17㎜ボルトを緩めると↓のように、長いボルトとアンカーの間には白いカラー、さらにスペーサーが4つとワッシャーでとまっています。一番下のスペーサーはサイズが違うので注意です。と言っても、スペーサーなのだから順番なんてどうでもいい? かな? ちなみに、このボルトを外すのはメガネやスパナでもいいですが、ピラーバーの取り付けの際にはソケットが必要かと思います。

シートベルトアンカーの画像

無事に外れたら、カバーはいらないので取り外し、シートベルトアンカーの手前に↓の金具を取り付け、さらにそこにバーを取り付けたら完成。

リヤピラーバー取り付け部分の画像

リヤピラーバー取り付け完了の画像

完成 

そして、いきなり完成図です。

最初は全てのボルトは仮止め。 そして形を整えた後に本締めする。

可動部分は多少ありますが、調整はほぼできないと思った方がよいですね。車体に合わせて長さを調整するといったところでしょう。あとは、取り付け角度でしょうか。上の写真でデリカD:5のオーナーさんにはわかるでしょうけど、若干リアゲート側に倒して取り付けています。三列目に座った人のなるべく邪魔にならないようにリアゲートに干渉しないところまで後ろに倒しました。倒さずに真上に向けて取り付けたほうが強度的にはよさそうですが、おいおい考えてみます。 この程度の調整は可能です。

リヤピラーバー取り付け完了後の全体画像

走行インプレ

取り付けて、さっそく走行してみました。 違いは駐車場を出てすぐにわかります。路面の変化がしっかりと伝わってくるようになりました。 一言で言うと、若干足回りを固めたのに近い印象です。さらにコーナーリング中の動きもよく伝わってくるようになり、安心してコーナーに入って行くことができます。 また、当初の課題であった路面のうねりに関しても、思った通りの効果がありボディがネジレている印象がかなり減り、ワダチではそれに伴うボディの動きは当然ありますが、いつまでも続くような事はなく一回でストンッと収まるようになった感じです。

私自身、今までの車にはフロントのタワーバーはほぼ取り付けており、その剛性アップは体感していましたが、リアにバーを付けてたのは今回が初めてです。 今回取り付けてみて、特にワンボックススタイルの車の場合、セダンやクーペタイプの車にフロントのタワーバーを付けた時よりも効果的大かなと思いました。 これだけの効果でこの価格、コスパは非常に良いと言える製品だと思います。

最後に、デリカD:5のボディ補強パーツは、今回装着したカワイワークスだけでも何種類か発売されており、もっと補強出来る状態ではあり、やればやれだけ剛性が上がるのは間違いないでしょう。 ですが、私はボディ補強に関しては、このピラーバー装着のみにしておこうかと考えています。 理由は、足回りがノーマルの状態では、これ以上補強してもバランスが悪くなり、足回りをいじる予定が立たない現在では、この状態がベストバランスだと感じたからです。

いやー、それにしても良い補強しましたー^^