新型デリカD:5 TDITuning導入 その4

新型デリカD:5 TDITuning導入 その4

さて、ようやく取り付けたTDITuningですが、その後、色々と感覚に注意しながら乗ったり、今までの結果から、自分なりに考えた結果です。

  1. 2000回転以降のパワーはTDITuningによって確実にアップしている。
    (恐らくブーストアップの効果が大きいのでは?)
  2. 加速タイムを見ると、2000回転までの間もパワー・トルクが増えていると思われるが、かえってそれにより2000回転以降のパワートルクとの間がフラットになり、段差を殆ど感じ無くなっているのでは無いか。私はターボ車歴が長かったせいもあり(現在まで15台以上乗り継いで来てNAは2台のみ)低回転域はスカスカでも気にしない。むしろそれは、パワーバンドに乗った際の盛り上がるパワーに備えて溜め込んでいる感じがして好きなところがあるので余計にそう感じる。
  3. そして、私の一番気にしている1000〜1500回転近辺までのパワー・トルクの出方が設定「4」以降は私に合っていない。これは、アイドリングから1500回転程度までの話であり、アクセルをほとんど踏んでいないことから、主に燃料マッピングによる影響ではないかと思うがパワー・トルクの出方が私好みではない。
  4. 上記2.3項から、想像できる事として、設定「4」以降は1000〜2000回転の低回転域もパワー・トルクともに出るようになってきたので、その部分と2000回転以上のパワー差が無く、スムーズ過ぎて、アクセル開度と比例してダラダラとパワー・トルクが出る感じがして好みでは無い。(ダウンサイジングターボ?の影響)

と言うのが、私が勝手に考えた解釈です。

では、どーするのか?

ノーマルの出足が好きならば、ノーマルに近づけてみればいいのです。4で気に入らないのにそれ以下? という気持ちはありますが、設定1〜3を試みます。

TDITuningの外箱

結局

結論から言うと、何度も設定を試し、結局のところ今一番好みの設定は「3」に落ち着きました。
理由は簡単で、設定「1」〜「4」を試したところ、設定「1」は1000~2000回転近辺の回転上昇感覚が純正に一番近く(すなわちTDITuningによるパワー・トルクアップ効果が少ない?)好みなのですが、「4」まで上げると、最初に感じたようにフラットになってしまい好みではなくなります。

そこで「1」から順に上げていったところ、「1」はやはり純正に近く私好みのパワーの出方をする、「2」「3」と上げていくと少しづつ低回転域からパワーが出てきて、私の好みから離れていくが、「4」の直前の「3」がフィーリング、パワー共に一番妥協出来る設定だということになりました。

推薦設定の「4」と、そんなに違う?と何度か「3」と「4」を行ったり来たりしてみましたが、やはり低回転域が明らかに違う。

と言うことで、純正のトルクの盛り上がり&純正以上のパワー・トルクを感じられると言うことで現在は「3」に落ち着きました。

BlueToothオプション

因みにですが・・・・ 今回はBlueToothオプションも追加していて、スマホのアプリで車内にいながらにして、簡単に設定の変更が可能です。 本体と同時に購入すると割引となり1万円程で付けられるので、私のように色々と試したい方は付けても損のないオプションではないでしょうか。もし、このオプションがなくて設定を変えるために一々ボンネットを開けなければならなかったら……今頃、オークション行きだったかもしれません。

しかし、このアプリ画面にあるタイマー、どういう用途を想定しているんでしょうか。TDItuning作動までの時間を設定できるのですが、エンジン始動時に遅延させて動作させるにしても、毎回クリアされてしまうのではあまり意味が無い気が・・

TDITuning設定3の画像

何はともあれ、しばらくの間は設定3で楽しんでみたいと思います。