大腸憩室炎3

大腸憩室炎3

入院後一週間

まだまだ、退院は見えてきません。 退院どころか、食事できるのはいつの日か…

CTの結果から

2018/12/4 採血なし

今日には外科の先生から、外科として見解を聞かせてもらえるはず。朝からそれがどうしても気になって仕方がない。
午前中の時点では内科、外科どちらの先生からも何も無し。蛇の生殺しのようで落ち着かない。
16時になっても何もなし。いつも妻が面会から帰った位の時間になるのでそろそろなのか…。妻にも携帯を気にしててくれと言ってあるので、気にしてくれている様子で何度かメールが届く。

17時 内科の先生が来て、外科の先生がCTを見てから来ることになってるが、まだ来ませんか…と.. 来ません😅

18時30分 外科の先生が来てくれて話を聞く。手術としては開腹してやる方法と腹腔鏡にて行う方法がある。腹腔鏡のほうは、お腹に5箇所穴を開けて実施する。1箇所はおへそ。基本的に該当部分を切って繋ぐと言う手術になり、どちらもお腹を切ることになるので術後の痛みはある。 ここまではうんうんと聞いていた。

そしてリスクとして、炎症が起きている腸を繋ごうとしてもうまくつながるとは限らず、繋がらない場合は一時的に人工肛門を設置し、後日、炎症部分の回復を待ってつなぎ合わせる方法をとるケースがある。人工肛門を設置する期間はだいたい2〜3ヶ月が目安だが長くなることもあるとのこと。必ずしもそうなるとは言えないが、手術が始まってからでは本人に聞けないので、事前にリスクとしてお伝えします、とのこと。

場合によっては、手術も致し方ない・・・どんな手術になるのか、術後はどうなるのか。と考えていたが、ここまで聞いたらとてもショックですぐに決断できるものではない。目の前が真っ暗になって言葉が出ない。妻にもメールで伝えられる心境ではなく、明日面会に来てくれた時に話すことにした。

ただし外科の先生が言われるには、手術は積極的には勧めない、とのこと。内科的治療もあるので、よく考えたほうがいいですよ、とのことだった。また以前外科の看護師をしていたと言う看護師さんからは、お腹を切ると後々のこともあるし、将来もっといい治療法が見つかるかも知れないので、粘れるならギリギリまで粘ったほうがいいという話も聞いた。

確かにその通りだと思う。自分としてももう少し粘ってみたいと思う。今度先生が来たらそう伝えよう。また、その日担当の看護師さんにも、何か不安ですか?と聞かれたので、手術はともかく人工肛門と言われるとものすごく不安だ…と伝えた。看護師さんは頷きながら先生にも伝えておきますとのこと。

息子からメールが来る。熱帯魚の餌が無くなったとのこと。毎日世話をしてくれているようだ。

(つづきます)