無線LANルーター WXR-1900DHP2をマンションに設置したら(2)オプション設定編
スピードアップと安定性を求めて、安易な気持ちで新しい無線ルーターを導入したものの、DLNAによるビデオ視聴の途切れが旧ルーター(Timecapsule)より目立つようになり、その原因と対策を探る(大げさすぎ😂)第2弾です。
第1弾で、ルーターのログを見ながら無線chの自動切り替えをやめたりchを自動設定から空いてそうなchを選んで手動設定にしてみたりと試してみたものの、前回ほとんど改善が見られず…といった状況だったので、今回はまたもう少し試してみることにします。
【倍速モード➡︎通常モードへ】
2.4Gのオプションをいろいろと眺めながら、11nの倍速モードで、通常の2倍のchを使おうとするから、その分干渉も起きやすくなる、と考えて倍速モードをやめて20Mのモードで試す。
結果・・リンクが切れる切れない以前に、転送帯域が足りず・・最初からコマ送り状態・・
やはり、倍速モードは必須のようです😅
【IPアドレスを固定化】
bufalloのFAQを眺めていたら、IPアドレスを固定化すると無線が安定することがあります
とあったので試してみました。
レコーダー2台のIPを手動設定しDHCPの範囲外へのアドレスへ変更。念のため、レコーダー、ルーター共に再起動。
結果・・特に変わらず。
やはり、安定することがある。。ですからね。
【802.11nプロテクション】
オプションに「802.11nプロテクション」と言うものがあります。
ネットワーク内に802.11nと802.11acが混在しているとき、802.11nプロテクションを有効にすると、機器間の電波の干渉を緩和し、通信速度が向上する場合があります。
との事で試してみるが、状況変わらず。
【親機WXR-1900DHP2の設置場所】
ここまでは、体を動かさなくても指先だけ動かしていれば変更できたのですが、これはいよいよ設置場所を考えなくては・・と思い、設置場所を廊下へ変更。 もちろん、仮です。しかも、床に置いてあります。配線もなるべくいじらず、おかげでケーブルの長さが足りず空中を漂ってますが・・ なんとか廊下まで移動させることに成功。 そして・・・電源ON!!
結果・・・ 変わらず😨
コンバーターとの距離は10m足らず。だが、途中直角に曲がっている場所があり、コンバータ側も部屋の隅にしか設置できない状況。 それを考えると、これが限界か・・
【ここまででやった事のまとめ】
・chの自動切り替えを無効化(復帰までの時間短縮効果あり)
・chの自動割り当てをやめて固定化
・「倍速モード」取りやめ(ビデオの転送には厳しい)
・「802.11nプロテクション(オプション)」をONに
・DHCPをやめて固定IPに変更
・WXR-1900DHP2本体を見通しの良い場所に移す
ここまでやりましたが、ビデオ視聴時に止まったり、コマ送り状態になることは解決出来ませんでした。
唯一、chの自動切り替えを無効化したことによるものでしょうか、止まった後の復帰までが早くなったような気はします。
コンバーターと親機間のリンク速度はわかりませんが、コンバータと同じ場所にスマホを置いて親機の2.4Gのアクセスポイントに接続、そこから親機までの通信速度をスマホで図ると約10-20Mbpsであり、時々1M程度に落ちたりと安定せず、やはり場所的に厳しいのかと思います。
同じ方法で親機に対して5G(iPhone6なので、おそらく11ac)で繋いだ状態で試すと、100-200Mbpsと一桁違う結果となりました。
とりあえず、2.4Gに関しては出来るだけの事はしたかな・・と言った感があり、その結果を見ると、最新11acルーターであっても、2.4Gに関しては却って昔の機種のほうが繋がりがよいこともある、と感じます。
この組み合わせでの安定動作の追求はここまでとしたいと思いますが、こうなればスマホで試して2.4G(11n)の約10倍の数字が出ていますので、11acを活かすためにもbaffaloの中継機あたりを試してみたくなってきました・・・
購入の際には、また報告させてもらいますね
-
前の記事
無線LANルーター WXR-1900DHP2をマンションに設置したら(1) 2016.12.22
-
次の記事
アイスバーン・雪道に ミシュラン スタッドレスタイヤ X-ICE2 2016.12.29