Thunderbolt USB3.0変換アダプタ + SD カードリーダー (Mac,Win)

Thunderbolt USB3.0変換アダプタ + SD カードリーダー (Mac,Win)

メモリーカードの安定性について、以前書いたのですが、今日はそのアクセス速度について。

メモリーカードへのアクセス速度は、書き込むファイルのサイズなどによっても大きく変わってくるのですが、もちろんそのカードの基本性能によるところが大きいですね。

そのカードの性能以上は出ないのは当然ですが、パソコンとの接続方法によってそれが制限されてしまう場合もあります。

例えば、うちの例だと、

PCはMacBookPRO(Late2011)で、USB2.0規格のSDカードスロットがあります。

これはUSB2.0規格なので、理論値として最大60MB/s。

使用するメモリーカードはSanDiskExtream PROで、こちらは最大95MB/s。

これは、メモリーカード自体は95MB/sのデータを送り出す能力を持っているのに、それを受け取る側が最大60MB/sまでしか受け取りきれない、と考えるとわかり易いです。

60MB/sでも実用上それ程困ることは無いのですが、せっかくなので、最大性能まで出し切ってほしい😅

なんて事を考えていると、MacBookPROにはThunderboltがある!と言う事にいまさらながら気が付きまして・・

Thunderboltは理論上、1250MB/s(10Gbps)なので、もし仮にこれにカードを繋ぐことが出来れば、メモリーカードの性能を目一杯引き出せるのでは、と思いつく。

そして、調べてみると、ありました変換アダプター。

DeLOCK Thunderbolt Tether cable USB3.0変換アダプタ + SD UHS-Ⅱ対応カードリーダー

アダブターは、SDカードスロットとUSB3.0ポートを装備。

大きさは銀行のカードより縦方向が若干小さめで、厚さは1センチ程度。

Thunderboltの端子側は本体に直付けで、ケーブル長約10センチ位で未使用時は本体に添わすようにして格納可能。

設定は特に無く、繋いで暫くすると認識されるが、若干注意点があるので以下にまとめておきます。

  • 必ずアダブターにメモリーカードを入れてから、アダブターをPCに取り付ける。アダブターを先にPCに取り付けてからメモリーカードを挿しても認識してくれない。
  • 取り外しはPC上でメモリーの取り出しボタンを押して、アダブターごと外してOK。 
  • USB機器とメモリーカードの同時接続も可能。この場合も同じく先にアダブターに繋いでからアダブターをPCに取り付ける。
  • アダブター毎外してしまえば、再度のホットプラグも可能。

これらの事に注意して、早速、上記SDカードを入れて、転送開始したところ、

ハヤっ!

ベンチマークしてみても、体感したのと同様に、今までの倍以上の90MB/s近辺を記録。

お陰様で、約2時間分のビデオカメラ映像をコピーするのが3分早くなり、結果として土曜日の夜に3分だけ早く寝られるようになりました☺️

結果は、大満足です!