新型デリカD:5 ONETOP アイドリングストップキャンセラー

新型デリカD:5 ONETOP アイドリングストップキャンセラー

デリカD:5は、新型になって走りだけでは無く、衝突防止などの安全面や燃費面でも色々と強化されています。

そんな中で、燃費対策と思われますがアイドリングストップ機能も装備されています。

新型デリカD:5 アイドリングストップスイッチ

ただ、このアイドリングストップ機能、私的にはあまり好きでは無く、環境にも燃費にも良いのでしょうが、エンジンに対しては?

エンジンはスタート時が一番負担がかかると言います。もちろんそれはオイルが完全に落ちた状態からのスタートで、アイドリングストップが効くような状態には当てはまらないと分かっていても、停止始動を繰り返すのにはどうも違和感があり、馴染めません。

特に今の慣らし運転の状態では、とても気になります。

ただし、この機能はスイッチによってON/OFFが切り替えられるようになっており、不要であればOFFにすれば良いだけの話。

なのですが… このスイッチで切り替えても、その時はOFFになりますが、エンジンを止めるとリセットされONに戻ってしまう。

すると、次回スタート時には再度OFFにする必要があり、忘れやすい私は、信号で止まったらエンジンも止まってしまった。

と言うことがちょくちょく起き、非常にストレスでした。

アイドリングストップキャンセラー

そこで以下のアイドリングストップキャンセラーを取り付ける事にしました。

ONETOP アイドリングストップキャンセラーの画像

名前が誤解を与え無ければ良いのですが、アイドリングストップキャンセラーといっても、アイドリングストップ機能そのものをキャンセルするのではなく、その初期状態をOFFのまま記憶するものです。(初期状態をONに戻すこともできます)

取り付け

取り付けは自体は特に難しく無く、言葉で表せば、アイドリングストップのスイッチの背面コネクタに、キャンセラー本体からのコード2本を付属のエレクトロタップを使って接続し、もう一本をアースするだけです。

専用のサイトには、デリカのコネクタに対応する配線の色やダッシュボードパネルの外し方まで載っていますので、間違うことは無いと思います。

どちらかと言えば、納車間もない新車のパネルを外すのに勇気がいるなぁ、と思います。

スイッチ裏のコネクタに接続するため、スイッチの付いているパネルの裏にアクセスする必要がありますが、ビスを外すことなく到達出来ます。

ルーバー取り外しの画像

写真のように、運転席右側のエアコン吹出し口を上にずらす、もしくは手前に引いて外します。どちらでも良いですが、この後の配線のことを考えると外して作業したほうがやりやすいと思います。

次にスイッチの付いているパネルをそのまま手前に引いて半分外すと、手が入るくらいの隙間が出来ます。

これでスイッチの背面コネクタが見えるようになるので、手を入れてスイッチからコネクタを外す。以上です。下の写真はスイッチを外した穴からコネクタを出したところ。

この状態でも作業出来ますが、配線が細く、また短いので裏から作業した方が確実です。

スイッチ裏のコネクタ

配線へのエレクトロタップの取り付けは、配線にテープが巻いてあるので、少しテープを切らないと付かなかったです。

また、アースは写真にはありませんが、スイッチの裏にあるいかにも、という場所から取れます。 こちらは、12㎜のボルトとなっています。

ただ、アース線には端子が付いておらず、端子を付ける必要があります。

私は面倒だったので、そのまま皮膜をむいて付けちゃいましたが… まぁ、アースなのでいいかと。

あとは、動作確認をして元に戻して完成です。

使用してみて

さて、このアイドリングストップキャンセラー、とっても便利です。

今までのスイッチ同様にON/OFFの切り替えはワンタッチ。動作に変更はありません。 では何が変わるかというと、スイッチの長押しでエンジンスタート時のデフォルト設定が変更出来ます。

私は当然OFFの設定にしましたが、例えば点検に出す際などはすぐにデフォルト設定をONに変更出来ます。 これで始動時のOFFへのし忘れが無くなりました。

私はamazonで3900円で購入しました。

いや〜、とても良い買い物でした。