デリカ D:5 冬の燃料添加剤まとめ
前回までに冬季のセタン価が低くなった軽油に対して、色々と燃料添加剤を使うことにより、その感覚がどう変わるのか試して来ました。
2018年も4月を迎え、2号軽油から1号軽油に変わる時期でも有りますので、
今回は何も添加せず、素のままの2号軽油を使ってみることで、これまでの添加剤の効果を改めて実感してみようと思います。
まず、前回までの添加剤の影響を極力減らすために、給油ランプが点いてもギリギリまで待って新たに燃料を給油しました。
走り出していきなり感じられるのは、発進時アクセルをゆっくり踏んだ時、回転上昇に伴い感じられるガサツさです。
うまく表現できませんが、感覚的に言えば、ザラザラとザラついた感じでエンジン回転が上がって行きます。
まぁ、気にしなければ気にならないかもしれません。ディーゼルはこんな感じだと言ってしまえば、そうだろうと思います。
次にアクセルをしっかり踏み込んで試してみます。
2000回転以上の領域、エンジンの回転上昇同期させてアクセルを踏み込み、ターボをしっかり効かせて、そのトルクを感じるような場合。
前回までとは、パワーの乗り方が違います。
前回までは、セタン価48もしくは51相当で乗っていたせいもあるかも知れませんが、無添加状態の軽油ではパワフル感があまりありません。
パーツにしてもそうですが、この効果をはっきりさせたい場合、一度元に戻す、と言うのは大事なことで、これにより改めてその効果を認識しやすくなります。
こうやって、一度元に戻すと、やはり前回までの添加剤は効果があったのだなとわかります。
アイドリングからのスヌープでの発進においても、添加剤添加時のほうが軽く動き出していました。
これらのことから、今まで試した、セタンブースター並びにタンクタイガーは効果があったと判断出来ます。
さて、この冬の間、ずっと気にしながら乗ってきた発進時のトルクの改善にむけて、添加剤を試してきました。何れの添加剤も効果を体感でき、またコストパフォーマンス的にも良く、添加剤毎の特徴を楽しみながら試してみましたが、わたしの感じ方を完全に解決する迄には至りませんでした。
今後の予定としては、近日中にディーラーでの6ヶ月点検を行う予定です。その際に現在の2号軽油のまま、納車当時と感覚が異なってきた事などを話し、自分ではやらなかったECUリセットなど試してもらおうと思っています。
ただ、この手の話は感覚的なものなので中々表現が難しく、また、感覚的なものだけに、こんなもんだと言えばそうなのかも…
と言うことになりやすいものです。
なにしろ、納車から半年経つわけで、大分忘れかけてる面もあり…
ディーラーで試乗車があれば、再度試乗させて貰って、それと比べる形で判断するのもいいかな、とも思っています。
あとは、4月なので1号軽油に切り替わって、それによりどう変わるのか、そちらも気になる点ではあります。
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